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2007年10月25日
秋の旬「マツタケ」①
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今朝、ラジオで興味ある話を聞いた。それは日本人であれば誰もが食べたくなる「マツタケ」についてである。
現在国産の「マツタケ」は数が少なく、多くは外国産に頼っているのが現状で、中国、韓国、北朝鮮、カナダが主な輸入先であったが、一連の中国産の食の安全問題から輸入が減ったことと、韓国では日本人があまりにも重宝がるので自国の人が好んで食べるようになったためやはり輸入が減った。
今は、そんな事情から北欧産の「マツタケ」が主流になっている。北欧産は日本の「マツタケ」と形状、味、香りがそっくりでDNAは99%一致しているという。
特にスウェーデン、フィンランド産は良質であるようだ。
なぜおいしい「マツタケ」を北欧の人は食べないのだろうか。それは、現地の人に言わせると「マツタケ」の香りは靴下の蒸れた臭いに似ているらしく、ほとんどの人が食べないという。それだけ嫌われたものを国が変われば変わるもので、日本では香り豊かな高級食材となる。人間の好みはいい加減である。
最近では日本の「マツタケ」をもう一度復活させようと「マツタケ」生態学者達が研究所を作り国産「マツタケ」の育成に奮闘努力しているようだ。
「マツタケ」そのものはカビのうち菌根菌の仲間で菌根がアカマツやクロマツ、ハイマツ、エゾマツなどの根に寄生し「マツタケ」に育つ。特にアカマツとは相性がいいようで、日本の「マツタケ」の主要な宿主になっている。
私の幼少時代は「マツタケ」は山へ山菜取りに行くと間違って踏み潰したくらい多かったものだ。
生産量は昭和16年が最高で1万2000トンでピークであった。それが昭和35年頃から生産量が減少し今は最盛期の1.6%にまで落ち込んでいる。
その理由は、昔は燃料にするため材木を伐採し、肥料にするために落ち葉をかき集め松林を手入れしていたが、時代とともに石油エネルギーへの転換で炭や薪を使わなくなり、松林が荒廃し松材線虫(マツノザイセンチュウ)による松枯れが起こり、現在の状態になったようだ。
参考資料:TBSラジオ 吉村文彦(マツタケ研究所) より
Drの四方山日記(410)
投稿者 drnakashima : 2007年10月25日 17:14
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